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★★★産前産後の女性に寄り添い、家事・育児のお手伝い
一般社団法人ドゥーラ協会認定 産後ドゥーラ松本忍です

記録、そして報告したいことが色々な最近ですが、
なかなかパソコンに向かう気持ちになれずにおりました。
そんな私ですが、元気です

今日は報告を。
8月27日 岡崎市議会 9月定例会にて、
公明党 野島さつき議員が、一般質問で登壇され
「産前産後」のことを取り上げてくれました!!

↑その登壇前に、連絡を頂き、お会いした日。
私のこれまでの活動と、ママの声を聞いてもらい、
とても産後ケアについて理解されている野島議員の存在は、
心強いなと感じていました。
そして、議会の当日、私はサポートの合間に、
ケーブルテレビでの生中継を観ることができ、
とても感動したのです


ただただ嬉しい気持ちとしましては、
「産後ドゥーラ」
「一般社団法人ドゥーラ協会」
という私たちの存在を話して頂いたこと。
岡崎市の取り組みに、私たちが具体的に関わって、
何かするということはまだまだ難しく、
そこを求めていることもないのですが、
活動6年目を迎える今、
少しでも地元のママ達に私の経験が還元されることに、
関われたのではないかと思います。
野島議員の産前産後についての質問は大きく分けて、2つでした。
★産前産後の支援について(新型コロナウイルスの影響)
★産前産後ホームヘルプサービスについて
どちらも野島議員と岡崎市のやり取りを聞いてもらいたい!!
簡単にまとめてみます。
★産前産後の支援について※すべて新型コロナウイルスでの影響についてです。
両親学級が中止になっていること。⇒市のHPでの情報提供をしている。
文字だけで分かりづらいので、助産師会などの動画を導入してみては?⇒今後、既存の動画の導入など検討します。
里帰り出産や、立ち合い出産ができなくなっていることへの対応は?⇒不安の声や相談は受けていない。
産後ケア事業の利用状況は?⇒コロナの影響を恐れて控えたという方はいない。また、コロナの影響による不安で利用されるという方もいない。産後の支援者(家族)が不足して利用された方はいます。赤ちゃん訪問など、助産師や保健師の自宅訪問で要支援の方の訪問回数が増えていることはある。
(他に、予防接種についての質問もされていました。)
岡崎市の見解では、コロナの影響で、支援が不足しているという判断はされていないなというのが私の印象です。
「母子手帳交付時に情報は届けている」
この発言。。。
ママ達!声をあげて!!と言いたくなる。
ここで野島議員は
「相談できずに一人で頑張っているママもいるかもしれません。産後のサポート状況の変化など、
ゆっくりと話を聞いてあげて頂ければと思います。」とおっしゃっていました。
これも、私のサポート先で聞いたことのひとつ。
「保健師さんが忙しそうで、時間を気にしてたから、
思うように話ができなかった」というママの声。
私のサポートも時間が限られていますが、
ママにそう感じさせることはあってはならないはず。
野島議員の発言、思いが届きますようにと願うばかりです。
★産前産後ホームヘルプサービスについて以前、ホームページでは対象の利用者について「体調がすぐれず」という言葉があり、
どんな人が利用できるのか分かりにくいという声がありました。分かりやすい説明や、利用者の声などを掲載することで分かりやすくなると思いますが、どのような見解か?
⇒市では、子育てガイドブックやすくすくメールなどで、情報を届けている。リーフレットをHPでダウンロードできるようにし、ワンクリックで情報を得ることができる。利用者のアンケート調査実施については、時期が難しく、実施する予定はない。
※産前産後ホームヘルプサービスの詳細、リーフレットのダウンロードはこちら→
★★★※「体調がすぐれず」という言葉が削除されたのは、今回の野島議員の一般質問の準備での指摘から対応してくれたことです! 早い対応には感謝します。
※野島議員の発言
「以前の質疑で、利用者の声に耳を傾けながらという発言がありましたが、ママにとって利用しやすいサービスにする為にもアンケート調査の実現をお願いします」利用申請について。窓口へ出向くことが大変という声がある。他市では郵送での申請を受けている。また、申請に2週間かかることについての見解は?
⇒産後の状況について聞き取りする必要があり、それが難しい方は、親族に委任することで、家族の申請でも可能であるので、郵送での対応はしない。申請の2週間という期間は、ヘルパーを確実に確保するために必要な期間であり、しばしば緊急の申請があるのは事実ですが、出来る限り対応しています。
※野島議員の発言
「両親が遠方に住み、近くにパートナーしか動ける親族がいないと、週末が窓口が休みで申請が難しいこともあるので、郵送の検討をお願いします。」
このサービスは、介護ヘルパーやシルバー人材の方が対応していますが、研修はされているのでしょうか?⇒H30年までは各施設にお任せしていましたが、ヘルパーからの「赤ちゃんのお世話に不安がある」「今の子育てについて分からない」という声があったため、昨年度から助産師による指導を行っています。
パパが育休中はサービスを利用できないことについての見解は? また、パートナーに産後のママの身体的、精神的つらさなど、自分では伝えられないので、ヘルパーを通して伝えてもらい一緒に学ぶ機会にしたいという声もある。⇒育休は、育児をするための休暇ということで、このサービスの利用はできないことは変更しない。
※野島議員の発言
「パートナーに産後うつや子育てに関する理解やサポート力が欠けていたり、ママが落ち込んで憂鬱な気持ちが続きイライラが止まらず、パートナーにきつくあたり続けてしまうと、パートナーも支えきれずに仲が悪化することに繋がってしますこともあります。」このあたりのことは、市の回答はありません。
現状のサービスでは、家事と簡単な育児の支援といったところなのだと私は思います。
ヘルパーのスキルをどこまで求めるか。
そこは支援を受ける側が良く考えていけるといいなと思います。
家事をお願いしたいだけなら、問題もなく、
心のケアまで必要であったり、ママ自身が求めているなら、他のサポートの検討も必要なのだと思います。
医療者として、助産師・保健師。
専門家として、産後ドゥーラ。
ママに合った産後ケアが選べるといいですね。
この他、私たち愛知県と岐阜県で活動する産後ドゥーラで作成した
「産後の準備手帳」についても取り上げて頂きました。

私たち産後ドゥーラが伝えたい産後の過ごし方のことや、
実際の産後の生活についてのチェックリストが掲載されています。
興味がある方は、ご連絡ください

最後の野島議員の発言
「産後うつは女性で10から15%いると言われ、男性も同じくらいの割合だと言われています。お互いに頑張り過ぎず、夫婦で支え合い、楽しく子育てできるように、今後も利用しやすい支援サービスをお願いします」私がまとめたものですので、少し言い回しが違っていたりします。
でも、これを読んで感じたことがあれば、私に聞かせて欲しいです。
この一般質問からの変化も、しっかり見ていきたいと思います。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
私の5年の活動なんて、ほんのわずかなことです。
この機会で私は振り返りができ、
自分の思いと結果をみることができました。
積み重ねってすごいことなんだね。
単純に自分も褒めてあげようかな。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆